LaTeXで色付き枠使って見た目をよくしよう
概要
テスト用資料の作成でいろいろ試したので書いてみる
色付き枠を使ってみよう
早速ですが、これを試してみましょう。
tex
\documentclass[twocolumn, a4paper]{ltjsarticle}
\usepackage[dvipsnames]{xcolor} % 色の名前を拡張
\usepackage{tcolorbox} % 枠本体
\tcbuselibrary{raster,skins,breakable,theorems} % 呪文
\newenvironment{qbox}[1]{ % qbox環境を定義して使いやすく
\begin{tcolorbox}[
colframe = RoyalBlue,
colback = RoyalBlue!10!White,
title = {#1},
fonttitle = \bfseries,
breakable = true
]
}{
\end{tcolorbox}
}
\begin{document}
\section{たしざん}
たしざんを示す。
\begin{qbox}{たしざん}
たしざんをする。
\begin{equation*}
\Biggl\lbrace
\begin{alignedat}{2}
1+1 &= 2 \\
2 &= 1+1
\end{alignedat}
\end{equation*}
\end{qbox}
\end{document}
すると、こんなものができます。
めちゃくちゃ見た目が良い枠が生成されました。itembox
とは比べものにならない、鮮やかなカラーを持っていますね。
しかも、色や形も変えることができます。これも試してみましょう。
tex
\documentclass[twocolumn, a4paper]{ltjsarticle}
\usepackage[dvipsnames]{xcolor} % 色の名前を拡張
\usepackage{tcolorbox} % 枠本体
\tcbuselibrary{raster,skins,breakable,theorems} % 呪文
\newenvironment{qbox}[1]{ % qbox環境を定義して使いやすく
\begin{tcolorbox}[
colframe = RoyalBlue,
colback = RoyalBlue!10!White,
title = {#1},
fonttitle = \bfseries,
breakable = true
]
}{
\end{tcolorbox}
}
\newenvironment{warnbox}[1]{ % warnbox環境を新しく定義する
\begin{tcolorbox}[
colframe = Yellow!40!Orange,
colback = Yellow!20!White,
title = {#1},
fonttitle = \color{Black} \bfseries,
breakable = true
]
}{
\end{tcolorbox}
}
\begin{document}
\section{たしざん}
たしざんを示す。
\begin{qbox}{たしざん}
たしざんをする。
\begin{equation*}
\Biggl\lbrace
\begin{alignedat}{2}
1+1 &= 2 \
2 &= 1+1
\end{alignedat}
\end{equation*}
\end{qbox}
\begin{warnbox}{だめだよ}
これはまちがい。
\begin{alignat*}
1+1 &= 0 \\
2 &= 2+1
\end{alignat*}
\end{warnbox}
\end{document}
これで、こんな感じになります。
これらを組み合せていくと、こんな資料が作れます。
カラフルな文章ですね。内容がやばすぎて例になっていませんが。
このように、色を分けることによって、その文章が何を意味するのかを明確に伝えやすくなります。(「定義」とか「注意」とか) また、見た目が良いので歓声を受けることもできるかもしれません。
今日からあなたも、tcolorboxでカラフル枠生活を始めてみませんか?
ソースコード(?)
ここに置いておきます
あとがき
深夜に仕上げたので内容がハムより薄い
そのうちちゃんと書く
参考文献
以下の3サイトを参考にさせて頂きました。ありがとうございます。